入院のタイミングについて

入院のタイミングについて

出産を控えて不安な部分もあると思いますが、入院のポイントは以下の3つになります。わからないことや不安なことがありましたらお気軽にお電話でお問い合わせください。

  • 陣痛発来

    子宮収縮が1時間に6回以上、10分間に1回以上、規則的にある場合、陣痛発来と言います。初産婦の方は5〜10分、経産婦の方は10~15分おきに陣痛がくるようになった場合、入院となります。すぐにご連絡ください。また不規則な間隔でも、腰やお尻に響くような陣痛、強い腹痛や腰痛を感じた場合もご連絡ください。

  • 破水

    破水とは赤ちゃんを包んでいる卵膜と呼ばれる膜が破れて、羊水が子宮の外に流れ出るものです。チョロチョロと出る方や、ダラダラとたくさん流れる方もいます。破水を感じたらすぐに入院となりますのですぐにお電話ください。雑菌の感染の可能性があるため、入浴やシャワーなどは厳禁です。尿漏れやおりものなどと破水とを迷う場合もありますが、その場合でもまずご連絡ください。

  • 出血

    お産が近づくと、少し子宮の入り口が開いたり収縮したりすることで卵膜が子宮の壁から剥がれ、少量の出血がみられることがあります。この出血は“おしるし”と呼ばれるものです。おしるしの量には個人差があり、また少し粘り気があったり、色も茶色やピンク色だったりと状態も様々です。

    おしるし自体は異常ではないので、陣痛がなく、破水していなければ、そのまま自宅で様子を見ても構いません。ただし真っ赤な色で量が多いと感じる際はご連絡ください。少量の出血(おしるし)の場合は2〜3日続くこともあります。不安な場合は迷わずにご連絡ください。出血量はご自身の生理の量を目安にしていただき、それよりも多い場合は入院の用意をした上でご連絡ください。

その時の体の状態や感じ方などを直接お聞きしたいため、お電話いただく際には可能な限り妊婦様ご自身でお電話いただけるようお願いします。休日や時間外でも電話対応しております。

入院時の持ち物について

入院手続きに必要なもの

  • 母子健康手帳
  • 診察券
  • 印鑑

入院中にママが使用するもの

  • 外来時に処方されたお薬があれば全て(錠剤・便秘薬)
  • 筆記用具
  • パジャマ又はネグリジェ(数枚)
  • ティッシュペーパー
  • コップ など

お産後に使用するもの

  • 産褥ショーツ(2~3枚)
  • マミーパッド(母乳パッド)
  • 授乳用ブラジャー又は乳帯

赤ちゃんのもの

  • 退院時の赤ちゃんの衣類(おくるみ・肌着)

食事について

産後の身体の回復や入院生活を快適に過ごしていただくために、食事は重要な要素です。当院では、出産という大きな仕事を終え、休む間もなく授乳など育児に頑張るお母さんをサポートできるよう、食事もご用意しています。
(食べ物にアレルギーなどある方はあらかじめお知らせください)